2011年5月19日、ファイル共有ソフトを使用し、児童ポルノ動画を不特定多数に閲覧させる目的で所持していたとして、静岡県警袋井署などは、静岡県森町の介護士の男性(34)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)の容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、19日、ファイル共有ソフトを使用し、不特定多数に閲覧させる目的で、自宅のパソコンに児童ポルノ動画を保存していた疑い。
2011年5月19日、ファイル共有ソフトを使用し、児童ポルノ動画を不特定多数に閲覧させる目的で所持していたとして、静岡県警袋井署などは、静岡県森町の介護士の男性(34)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)の容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、19日、ファイル共有ソフトを使用し、不特定多数に閲覧させる目的で、自宅のパソコンに児童ポルノ動画を保存していた疑い。
2010年3月3日、eMuleを使用し、児童のわいせつな動画をインターネット上に公開したとして、静岡県警少年課などは、岡山県のブラジル国籍の派遣社員男性(38)、大阪府の会社員の男性(27)を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)の容疑で、また、大阪府の無職の男性(35)をわいせつ図画公然陳列の容疑で現行犯逮捕した。
児童ポルノ法違反の容疑で逮捕された2名の男性は、同日eMuleがインストールされたPCに女児のわいせつな動画ファイルを保存していたという。また、わいせつ図画公然陳列の容疑で逮捕された男性は、同動画ファイルをeMuleを使用して公開していた、とされた。
静岡県警が2009年7月より実施しているファイル共有ソフトを使用したサイバーパトロールが、この摘発の端緒となり、容疑者の身元特定に繋がった。
2010年3月27日、わいせつ図画公然陳列の容疑で逮捕された大阪府の無職の男性について、静岡地検は23日付で不起訴処分とした。その理由について、同地検は明らかにはしていないという。
おそらく、この男性に対しても児童ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)の容疑で現行犯逮捕したかったのだろうが、踏み込んだ際、男性のハードディスク内に保存されてはいなかったのだろう。そのため、その他のファイルからわいせつ図画公然陳列の容疑で逮捕してはみたものの、本命の児ポ法違反で起訴できるほどの証拠を固めることができず、不起訴にいたったのではないだろうか。他の2名の男性の場合には、ハードディスク内に児童ポルノファイルが確認できたために、逮捕に至ったのだと思われる。
参考ニュースサイト
Winnyユーザ逮捕から1ヶ月と少し、未だ激震さめやらぬダウソ板は、次もまたWinnyユーザが逮捕されるのではないかとぼんやり心配していたが、次の逮捕者はWinnyではなくWinMX、容疑は著作権の侵害ではなくわいせつ物の陳列だった。
2004年1月8日、静岡県警少年課は、神奈川県在住の会社員(29)を、ファイル共有ソフトWinMXを利用し、わいせつ画像を不特定多数のユーザに配信したとして、わいせつ物陳列容疑で逮捕した。
容疑者は2003年10月27日10時25分頃、自宅パソコンからWinMXを利用しわいせつ画像を共有していた。その際、わいせつ画像につけられていたファイル名が静岡県内の県立高校1年の女子生徒の名前であったという。この件は、同県警ハイテク犯罪対策室のネット監視中に発見されたもので、おそらくは未成年者の画像が流通していることから、捜査に乗り出したものと思われる。
ここまでのP2Pファイル共有での逮捕者の大半はわいせつ物陳列の容疑であり、著作権侵害によるものはWinMX、Winny各1件ずつであった。この時点で「エロは大丈夫」神話は崩れさったようにも思えるのだが、この当時も著作権侵害に対する過敏さの方が強かったようにも思える。エロ系で逮捕された方が\(^o^)/な感じがするが。
参考リンク
heatwave_p2p