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もうだめぽニュース

P2Pファイル共有に関連した国内検挙事例、裁判を振り返ります。

福島県警

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2011年3月: Shareで児童ポルノを公開の男性 児ポ法違反で現行犯逮捕

share2011年3月8日、Shareを使用し、児童ポルノ画像を不特定多数が閲覧可能な状態にしたとして、福島県警少年課、サイバー犯罪対策室、情報通信部情報技術解析課と郡山署の共同捜査班は、福島県伊達市の会社員の男性(39)を児童売春・児童ポルノ法違反(公然陳列)の容疑で現行犯逮捕した。

逮捕容疑は、2011年3月8日午前9時ごろ、自宅PCよりShareを使用し、女児のわいせつな画像を不特定多数が閲覧可能な状態にした疑い。共同捜査班は余罪についても追及している。

共同捜査班によるサイバーパトロールが捜査の端緒となった。

福島県警によるShareを利用した事件の摘発はこれが初となる。

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2010年9月: Cabosで児ポ画像を公開の男性2人、児ポ法違反で逮捕

Cabos_Logo2010年9月6日、Cabosを利用し、児童ポルノ画像をGnutellaネットワーク上に公開したとして、福島県警と郡山署、須賀川署の共同捜査班は、福島県白河市の会社員の男性(25)を児童買春・ポルノ禁止法違反(提供目的所持)の容疑で、茨城県日立市の男性(28)を児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)とわいせつ図画公然陳列の容疑で逮捕した。

2人の男性の逮捕容疑は、2010年7〜9月にかけて、Cabosを使用し、女児のわいせつな画像を不特定多数のユーザに閲覧可能な状態にした、または提供目的で所持した疑い。両名とも翌7日に送検された。

男性はいずれも、他のファイル共有ネットワーク上で画像を繰り返し収集し、Gnutellaネットワーク上で公開していたようだ。また、福島民報によると、「出回っていない画像をファイル共有ソフトに提供すると利用者からの『評価』が上がることが、画像を収集していた背景の一つにあるとみられる」とあり、Gnutellaに見られるファイル交換文化が新規性の高いファイルの収集を動機づけたものとも思われる。

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