share2011年1月14日、Shareを使用しアニメなどを権利者に無断でShareネットワーク上に公開したとして、宮城県警サイバー犯罪対策室と仙台東署は、宮城県仙台市の無職の男性(33)を著作権法違反(公衆送信権侵害)の容疑で逮捕した。

逮捕容疑は2010年12月11日、自宅PCからShareを使用し、「性描写が含まれるアニメ」を不特定多数のユーザが閲覧可能な状態にした疑い。

2010年12月上旬、県警サイバー犯罪対策室のサイバーパトロールにて、Shareネットワーク上の同男性を発見したことが捜査の端緒となった。

河北新報社の報道では「性描写が含まれる」アニメとあるが、あくまでも著作権法違反事件であることに注意。このアニメが何という作品であるのかは明らかにはなっていないが、不正商品対策協議会(ACA)の報道資料には掲載されていないことを考えると、ACCS、JVA、RIAJ、JASRACなどACAの会員団体加盟企業以外の作品ではないかと推測される。

あえて「性描写が含まれる」としたのは、アダルトアニメってことなんでしょうか。

追記

コンピュータソフトウェア倫理機構のニュースリリースによると、2011年4月、男性に対し、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決が下されたとのこと。

また、著作権侵害の対象となった作品については、ソフ倫会員社が著作権を有するDVDアニメ作品とあることから、アダルトアニメであると思われる。

参考記事