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もうだめぽニュース

P2Pファイル共有に関連した国内検挙事例、裁判を振り返ります。

わいせつ図画陳列

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2010年11月: Shareでわいせつ動画公開の男性、わいせつ図画陳列容疑で逮捕

share2010年11月28日、Shareを使用し、わいせつ動画を公開したとして、富山県警高岡署などは、富山県高岡市の会社員の男性(51)を、わいせつ図画陳列の容疑で逮捕した。

逮捕容疑は、2010年10月中旬、自宅のパソコンからShareを使用し、成人男女のわいせつ動画を公開した(MSN産経)疑い。

高岡署によると、警察庁の運用する「P2P観測システム」を活用し、男性を特定したという。Share関連の摘発は富山、石川、福井の北陸三県では初となる。

なお、当ブログ調べでは、富山、石川、福井各県警がP2Pファイル共有に絡む摘発を行ったのはこれが初めて。

参考記事

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2010年2月: わいせつ動画をShareで公開した男性、わいせつ図画陳列で逮捕

share2010年2月9日、Shareを利用し、わいせつ動画を同ネットワーク上に公開したとして、徳島県警は、同県内の船員の男性(50)をわいせつ図画陳列の容疑で逮捕した。

逮捕容疑は、2010年2月初旬、Shareネットワーク上にわいせつ動画十数点公開し、不特定多数のユーザに公衆送信しうる状態にした疑い。男性は容疑を認めているという。「自分が(動画を)もらうばかりでは悪い」と供述している(MSN産経ニュース)。

児童ポルノでの検挙者は最近増えてきているが、わいせつ図画陳列で逮捕されるのは過去を見てもあまりない。Shareネットワーク上には多数のわいせつ動画が流通している。そこへきてなぜこの男性が逮捕されるに至ったのか、が疑問だ。サイバーパトロール中に「たまたま」県内の男性がわいせつ動画を公開しているのを発見した、というのだろうか。それとも、誰かからの相談等を受けてのことなのか。それとも、児童ポルノでの検挙をしたかったが、とりあえず猥褻図画陳列で逮捕したのだろうか。

参考記事

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2009年11月: LimeWireでわいせつ動画を公開、男性を逮捕

LimeWire2009年11月30日、LimeWireを利用し、Gnutellaネットワーク上に猥褻な動画を公開したとして、香川県警生活環境課と高松南署は2009年11月30日までに、高松市の防水工の男性(42)をわいせつ図画公然陳列の疑いで現行犯逮捕した。

逮捕容疑は11月23日午前6時55分頃、自宅のパソコンからLimeWireを利用し、無修正のわいせつ動画をGnutellaネットワーク上に公開した疑い。男性は容疑について否認しているとのこと。四国新聞社には、

同署によると、藤沢容疑者は他のサイトから画像を取り込んでおり、「(公開は)問題ないと思った」などと容疑を否認している。

わいせつ図画公開容疑で男逮捕/県警が四国初摘発 | 香川のニュース | 四国新聞社

とあり、他のサイトで提供されていた画像だから自分も大丈夫だと思って公開していただけで、違法性を認識していなかったということなのかもしれない。もしくは、他でも公開していたものなのに、なぜ自分だけ、ということか。

また、押収されたPCからはわいせつ動画が約350本保存されていたことが確認されており、うち80本が少女を撮影したものであったことから、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑でも余罪を追及している。もしかしたら、児童ポルノ・児童ポルノ禁止法違反の線で追求していたが、現行犯逮捕の時点ではその公開が確認できなかったのかもしれない。

なお、11月30日には警視庁と9道府県警による、Shareを利用した著作権侵害事件の一斉摘発が行われていたが、香川県警によるこのケースもその一環として行われていたという。発表が30日までずれ込んだのはそのためかもしれない。

参考記事

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2004年1月:WinMXユーザの警察官、わいせつ図画陳列の容疑で逮捕

winmx_logo

2004年1月21日、北海道警は、香川県警の巡査長(40)をわいせつ図画陳列の容疑で逮捕した。この容疑者は2003年12月3日から4日にかけて、ウェブサイト上にわいせつ画像を5点、またファイル共有ソフトWinMXを利用して不特定多数のユーザに閲覧させたとされる。

容疑者は調べに対し容疑を認めており、画像は「インターネットで公開されているのを集めた」と供述。

そもそもの発端は、2003年10月に札幌在住の女性から「わいせつな画像が流れているので取り締まって欲しい」との相談を受け、道警が捜査していたもの。一部では流出画像の転載(または当事者による転載)では?と憶測されていたような気もするが、その詳細に関しては失念してしまったので、ご存じの方は情報提供をば。

参考リンク

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2004年1月:WinMXユーザの会社員、わいせつ画像を公開で逮捕

winmx_logoWinnyユーザ逮捕から1ヶ月と少し、未だ激震さめやらぬダウソ板は、次もまたWinnyユーザが逮捕されるのではないかとぼんやり心配していたが、次の逮捕者はWinnyではなくWinMX、容疑は著作権の侵害ではなくわいせつ物の陳列だった。

2004年1月8日、静岡県警少年課は、神奈川県在住の会社員(29)を、ファイル共有ソフトWinMXを利用し、わいせつ画像を不特定多数のユーザに配信したとして、わいせつ物陳列容疑で逮捕した。

容疑者は2003年10月27日10時25分頃、自宅パソコンからWinMXを利用しわいせつ画像を共有していた。その際、わいせつ画像につけられていたファイル名が静岡県内の県立高校1年の女子生徒の名前であったという。この件は、同県警ハイテク犯罪対策室のネット監視中に発見されたもので、おそらくは未成年者の画像が流通していることから、捜査に乗り出したものと思われる。

ここまでのP2Pファイル共有での逮捕者の大半はわいせつ物陳列の容疑であり、著作権侵害によるものはWinMX、Winny各1件ずつであった。この時点で「エロは大丈夫」神話は崩れさったようにも思えるのだが、この当時も著作権侵害に対する過敏さの方が強かったようにも思える。エロ系で逮捕された方が\(^o^)/な感じがするが。

参考リンク

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2002年3月:WinMXユーザ、わいせつ文書陳列の疑いで逮捕

winmx_logoWinMXを利用した猥褻文書陳列容疑での摘発はこれが初めてのこととなる。

岐阜県警ハイテク犯罪対策室と北方署は2002年3月19日までに、わいせつ文書陳列の疑いで静岡県の会社員男性を逮捕した。この男性は、2002年3月1日、WinMXを利用し女性のわいせつな動画を不特定多数の利用者に送信したと見られている。男性は調べに対し、違法性を認識していたことを認めたという。

なお、WinMXユーザはこの時点まで、アプリはダメだったけどエロは大丈夫だろ、とタカをくくっていたものの、この逮捕が報じられるとスレッドを1003まで伸ばすほどにちょっと大騒ぎして、すぐにいつもの感じに戻った。

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