share2011年5月17日、Shareを使用し、ゲームソフトおよび漫画作品を不特定多数に送信可能な状態にしたとして、愛知県警生活経済課と南署は、愛知県名古屋市の会社員の男性(33)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の容疑で逮捕した。

逮捕容疑は、2011年2月3日頃、Shareを使用し、スクウェア・エニックスが著作権を有するP2P用ゲームソフト「タクティクス・オウガ 運命の輪」を、また2011年3月7日頃、アスキー・メディアが出版するコミック「いちごましまろ」を、権利者に公衆に送信しうる状態にした疑い。

逮捕同日に行われた家宅捜索では、パソコン、ハードディスク、ゲーム機、DVDがなどが押収された。男性はゲームソフト、コミック以外にも、アニメ動画、わいせつ画像、映画などをShareを通じてアップロードしており、押収したパソコンの分析から、5,000以上のファイルがShareでアップロード可能な状態になっていたという。

男性は調べに対し、「ファイルを共有したかったため」(ACCS)と供述しているのだが、なぜ共有したかったのか、という詳細な動機までは不明。また、男性は5年前からWinnyを使用しファイル共有を行っていたが、途中からShareに乗り換えて使用していたという。

ACCSによると、男性は「ゲームソフトと漫画作品をShareネットワークから入手し、アップロードしていた」とのこと。いわゆる一次放流者とは異なるように思われるが、キャッシュによる逮捕なのか、それとも二次的な放流による逮捕なのかは不明。(キャッシュ保持による摘発という線もありうるが、それならば特記事項としてあげらていそうなものだが…)

本件は、愛知県警のサイバーパトロール中に発見、ACCSを通じて権利者に連絡されたことが、捜査の端緒となった。

また、男性はShareを通じてわいせつ画像も公開しており、わいせつ物公然陳列の容疑でも逮捕された。